ErgodoxEZ:続Gateronスイッチと交換用キーキャップの相性問題
結論から書くと、Gateronスイッチの古いリビジョンはハウジング上蓋に問題があるらしい
相性問題は素材、profileに関係なく発生しており安心できない
問題のないキャップセットの製品名まではわからなかった
(ウチのSP社SAセットは問題なかった。同じSP社でもDSAは×報告が出ていた)
追加:Gateron製PBTセットも問題なかった
対策は2015年夏~秋ごろ(?)行われている様だが、2016年5月になっても黄、黒といった不人気軸では報告例がある。
茶、赤などの人気モデルなら欠陥品の在庫はとっくに消費され問題自体がおきないのかもしれない(憶測)
対策は
上蓋の穴、四角形の下側(LED側)を削る(調整確認が面倒そう)
Gateronの対策済み上蓋を入手して置き換える(後述)
Cherryの上蓋でも流用できちゃうらしい(自己責任)
だそうです。
置き換え品の入手方法は、スイッチ単体ごと買って移植するか、ばら売りしている透明上蓋のみ買うか。
蓋のみでもスイッチの6割程の値段がする(うーん?)
https://zealpc.net/collections/switches/products/gateron
お馴染みのmechanicalkeyboard.comでも透明蓋は売っているのだが、写真が”非”RGBモデルなので未対策品の可能性も考えられる
なんて面倒を考えるとスイッチ買っちゃった方が早いかも
通常モデルの対策済み品を選んで買うことは不可能と思われるが
新たに追加されたRGB LED対応モデルを買えば、こちらは全品対策されている筈。
ただし、ハウジングの色が変わってしまう
(LED取り付けの為の開口部が広くなっただけで、値段やタッチに差はない)
- RGBモデルと明記して販売してるショップ
Switches & Parts, 1Up Keyboards
switchTop — Products(よそは数量に応じて50%割引とかになるけど、ここは10個から半額。むむ)
中国タオバオ
- 明記してないけどRGBタイプの写真を使ってるショップ
韓国Winkeyless
一つ疑問として、通常タイプとRGBタイプ、ハウジングの色以外殆ど違いがないのに
いまでも通常タイプ生産してるの?全部RGBタイプに置き換わってるんじゃないの? というのはあるけどそこはわからない
ちなみに現在流通してるモデルは5タイプ
- PCBマウント 乳白色Tops/乳白色Bottoms(ショップの画像でよくみるルックス)
- プレートマウント 黒/黒 or 乳白/乳白(ErgodoxEZで使われてるタイプ)
- RGB対応型 PCBマウント 透明/黒(上蓋が多色LEDの為に取り付け穴が広く改修されているタイプ)
- RGB対応型 プレートマウント (色は透明/黒に統一された)
- SMD LED対応型 透明/白(SMD LEDの為にbottomsの穴が広く改修されているタイプ。プレートマウントのみ)
追加(6/21)
mechanicalkeyboards.comで色々買ってみました
透明蓋>予想通り開口部が広がってない古い形状のものが届いた(キャップと当たるかはまだ未確認)
黄軸>プレートマウントなのに乳白/乳白だった。プレートとPCBで色を変えているわけではなかった。(PCB用の足を折ったような形跡もなし)
ErgodoxのGateron Yellow(黄軸)
ErgodoxEZから送られてきた資料によると
こんな感じなんですけど
Gateron公式に黄軸の記載無し(いない子扱い)
通販サイトでは、黄50g、黒50gと書かれているところが多くて
一体、黄と黒は何が違うんだ? みたいな話がされていました
外人さんの実測によると、作動点は両者とも50g、ボトムアウトの荷重が黄65g、黒70g
分解してみると確かに使われているバネが違うって事らしいです
黄の話以前に、黒軸の仕様がCherryのと結構違うじゃん?って感じですよね
(EZ資料の黒軸の記載は間違いだと思う)
まぁCherry赤と黒の中間って事らしいんですけど、中間っても50gなのか55gなのかで
違うのにな~ソコどうなの? なんて思っていたわけですが
実際触ってみると、良い面でも悪い面でも「あぁ中間だなぁ」という印象(笑)
(リニアなんだからそりゃそうなんでしょうかね…)
黒軸のムニッとした感じを残しつつ、黒軸の様に重すぎるといった事もなく気に入りました
追加:Row2のキャップに貨幣乗せて適当に計ってみましたが10円11枚+1円4枚で約53.5g
当たり前ですが触ればRealForce45gより重く感じます
あと、Gateron軸はCherryより滑らかという前評判通りヌルッとした感触で、Cherry赤の様にカサ(ザラ?)ついた感じはありません
追加:
2個位のキーの調子が悪い。
キャップを入れかえると直るので、やっぱ精度に問題ありなのかなぁ。
道具もないので放置
ErgoDoxのキーキャップ交換に失敗した話
最初は国内で入手が難しいDSAキーキャップを選んで発注した
(スカルプチャーなキャップは国内で簡単に調達できるだろうと思った)
よく調べてみたら x1.5キーが特殊で入手が面倒(在庫も揃わない)
慌てて希望変更、もしくは追加でDCSキャップも売ってもらえる? とメールする。
「間に合うかわからないけどやってみるよ。キャップの個別販売はしてないよ。別の場所で買えるよ」と返信
出荷日の2日前である…が…無事DCSモデルが届きました。ありがとう。
.SP社製の(安価な)キャップの評判が悪いようだけど、DCSモデル(PBT)に関しては特に問題は感じない。並。
・公式の写真が、キーキャップを上下逆に挿したりしてて、なにかの最適化技なのかと思ったら届いたモデルは普通の状態でした
で、本題
Cherry profile(G80-3000)のキャップを移植してみるも、引っかかりが発生してしまってだめ
OEM profile(サイズ社が扱ってたダブルショットABSキャップ。Taiwan製)を試すも同様
使い物にならないので、そっと戻す
うーん
Keycaps get caught on switch housing
こちらで語られていた
スイッチハウジングの穴とキャップの軸が当たるようですね
分解して削ってやればOkっぽい…けどキャップの爪を外す工具がないので放置
(力技で開けてる動画もあったけど平気なのかな?)
スイッチ自体は気に入ったけど、キャップとの相性が判明しないと選びにくいなGateron
追加検証してみましたが、Cherry MX5000、G80-1800に使われてるダブルショットも駄目でした。
評判のいいGMK社製もCherryからダブルショットの金型譲り受けて使用しているようなので同じ問題がありそうですね
問題のなかったのは
SP社のSA profileタイプ
CORSAIRのK65のもの(キャップ単体売りじゃないけど)
を確認
余談ですがCherryのダブルショットが凄く良かった
当時のCherry純正キーボードは鉄板が使われておらず、僅かに基盤がたわんでしまう為
キャップの剛性感みたいなとこまでわからなかったけど、再発見。
(Cherry純正の基盤がたわむのはむしろソフトな感触で良いという人も居ます。ガチガチに固め(過ぎ)たFILCO製とタッチの差に賛否があったり、なかったり…)
あと、コンパクトタイプのRowがなぜか22344だった。(通常なら12344)
最奥列はわざわざ別の金型使ってたのねぇ~
コンパクトだからといって、キーキャップの湾曲まで変える理由がわからないけど
Ergodoxを購入した話
5/12日に注文して5/25日に届く。他の方よりちょっと遅いのは黄軸のせいかな
IndieGOGO経由の注文だったので、スイッチを選んでくれとメールが来る
各スイッチの特性pdfが添付されているという話もあったけど
送られてきたのは非常に簡単なもので荷重グラフは無かった
4~6週間のリードタイムとメールが来る
(この間、進捗表示の更新など一切連絡なし)
出荷メール
一晩で届く 配達の人に1300円払う
噂のリストレストは、鼻を近づけたりしなければ特に臭わないかなぁ
足のネジは手で締めるのはきつかった。手締めだとちょっと不安。
六角レンチサイズは7/64インチでした
付属の赤いワッシャーの使う場所がわからない
ネジ頭とバネ間には入らないし、バネと足の間にも入らない
試すの忘れたけど残るのは噛み合わせギアのある足と本体の間しかない。
あ、ギアが丁度いいところで固定できずガタついちゃう事があるから
ギアを無効化させたい時に使うのかな???それはそれで位置あわせ難しそうだけど?保持力どうなんだろ?