韓国限定のKailh Boxスイッチと新種のスプリングを買ってみた
どんなスイッチか
https://smartstore.naver.com/archon/products/3642510524
・archon ART BOXスイッチ
・北LED配置 + GMK の組み合わせでぶつからない様に、ハウジングトップが低く設計されている
・5pin
・スプリングまで潤滑済みで本家より柔らかい触感らしい (archon store Q&Aに記載)
・archonの独占販売で韓国国内に限定されている。代行業者に頼まないと買えない
・韓国での値段は通常のBoxとほぼ同じ
赤白軸を買ったけど感触は変わらないかな。スプリングのpingノイズは抑えられてる気がする。
使った代行業者
・Keebtalkで報告のあった HARUMIO
・検索しても情報がない
・代行と言えばやり取りが面倒だけど、ここは売れ筋商品をピックアップしており普通の通販サイトの様に買える。
・Keebtalkに「即日出荷された」という書き込みがあったけど、出荷までに2週間掛かった
・即日出荷したりSOLDOUTになってる物もあるところを見ると、自分のところで在庫を持っているようだけどなんで時間がかかったんだろう。ちなみに本家のarchon storeでも一部が次回入荷時期未定になっているので品薄なのかな
・1週間目に問い合わせたところ「倉庫に届いてるのですぐに送る」と返事が来たけど、出荷されるのに更に1週間掛かった。
・出荷はFedex。5日で届いたので〇
費用
表示価格は2倍位するけど、送料込みの値段。2万円買い物して5千円が手数料って感じ
普通のBoxスイッチが$3~4に対して$5で買える計算。
・今見たら 110個 $57だったのが$62に値上げされてるなぁ。
archonスプリングについて
https://smartstore.naver.com/archon/products/3045413824
・400個パックで 1700円位(韓国価格)
・表記はボトム荷重
・誤差±2gと他社製品と比べると劣る感じだけど、60g付近のスプリングは±1g程度に収まってるみたいなのでOK
赤枠の左がstock黒軸の数値で74.6g。右は赤茶白軸用で57.2g という事なので、55gだと差を体感できないと思ったので50gを選択
スプリングの長さが色々だけど、50gは16㎜でスロータイプ?押し始めが重い。
SPRITやTXとは差別化出来ている
(stockのスプリングは15㎜弱、SPRIT,TXは15㎜)
多分左側に並んでるスプリングは16㎜だと思う
SPRITの45gはstockと同じ重さという事で売れなかったのか、廃盤になってしまったのかな?HPから消えてしまった
実際は一段軽くて別物だったんですけどねぇ...TX keyboardsのスプリングもなんかBox用が買えなくなってるしなぁ
Kailh Box white のモディファイ色々
まず China Style GlazedGreenとNobleYellow
(軽)<白<緑<黄<(重) という順番 2g位ずつ重くなる感じ?
スペックシート上は白より軽いらしいけどそんな事はなかった。
この重みの違いがどうやって実現されているかというとバネの重さっぽい?
SPRITのバネで統一してみるとクリック感の差は僅か。白よりは若干タクタイル感があって僅かに重い。Jadeの様な引っかかるよう硬さは感じはない。
Pink 太いクリックバーを採用したらしいが、取り付けが曲がっている(?)せいか力が掛からずスルリと抜けてしまうらしい。実際白同等以下の弱いクリック感。戻りの音が静かなのもそのせいらしい。それを重いバネで誤魔化しててなんか騙された感じw
SPRIT製 Clickバー
10g~15g 公称では白は10gという事になってるらしいが15gでも白のバーよりわずかに軽い?元々、白もクリック感が弱いと言われてるのであんまり存在意義を感じない。音が静かになるのは需要があるのかな。
20g Jadeの様なひっかかってるような硬いクリック感がでている。Jadeは重すぎてちょっと常用きつかったけど、あのクリック感を求めるならこれか一段上の25gかな
個人的には白のクリック感をもう少し強めたいのだけど、SPRIT製のバーでは丁度良いものがない。バネを交換しないデフォ状態ならChina Styleとの違いはそれなりにあるが、バネを変えてしまうなら差は小さく、白から買い直すまでもないかなぁ。
SPRIT製、TX Keyboards製 Spring
SPRITはActuation荷重表記、TXはBottom荷重表記。
SPRIT 45gは標準と同じと書いてあるが、1ランク軽い
TX 60gは標準と同じと書いてあるが若干重い(GlazedGreen位)
SPRIT40g ≧ TX50g
SPRIT45g ≦ TX55g
テスター上では差を感じても実際に使ったらわからないかも
43g相当のものを探してTXにまで手を伸ばしてみたけどあまり意味はなかった。
う~ん?
私はデフォのBoxスイッチはちょっと重く感じるので45gスプリングに変えてます。それ以上の細かい調整するのは無理でした。結局5g単位での調整になるので好みに近づける事は難しかった。Cherry系のスプリングだともう少し細かく刻めるのでしょうけどね~
SA profile+40gだと軽いというかクタクタの柔らかいスイッチ(長時間タイピングにはありかも)
バネを軽くし過ぎるとバーの存在感が強くなってバランスが悪く感じる。金属棒を弾いてる様な感触がする。35gはナシかなぁ
mkultraのフォーム材
コレ。mkultraでググると怪しい計画がでてくるけど、これは一体…
MKってメカキーの略じゃないのかよ。掛けてるのかよ(怖い)
・品質はよい
・ただプレート<>PCB<>ケース としっかり圧着できないとあまり意味がない
・プレート~PCB間は隙間寸法が決まっているが、ケースの底の深さがバラバラなのが問題
・2㎜と4㎜オプションがあるが、3㎜位が適当らしいTOFUとか
・そこそこ硬い?無理やり押し込むみたいのは厳しい
・プランクrev6では止めた方がいい
安物Tray mountの救世主。ただケースとの相性があるのかなぁ
3㎜版はフィードバックを受けて検討中だそうだ
安物ケースにいれると パコパコした中空感は軽減されるのだけど、ケースの軽さは隠せないみたいな感じ。
トレイマウントは音のバラつきが大きいがそこが一番改善される(?)
Tokyo60の様なPCB下の空間が台形状なものは全く向いていない
なによりTokyo60は手前が薄いので2㎜フォームすら設置できない。
なのでカットして上半分のエリアだけ置いてみたが、単に空間を埋めた程度ではスカスカで効果が感じなれない。Tray mount向きですねぇ
注意点としては
Tokyo60やPlanckの様な専用ケースだとUSBコネクタがケースの穴にピッタリ嵌る様になってたりするので、上下から余計な力がかかるとコネクタ取り付け部が折れる可能性がある。
Tokyo60でもコネクタ周辺のフォームを除去して圧力を弱めてやらないとケースの穴にうまくPCBを差し込めない(スポンジみたいなものなのでカッターでサクサク切れる)
またPlanckではスタンドオフがPCB側に接着してあるのだが、ここに力がかかり接着を剥がしてしまう。
HHK版にスタンドオフの穴が一つ足りない不具合があったので、それを報告するついでに「Planck厚すぎて無理じゃない?」って書いておいたら無料で2㎜底を作って送りなおしてくれた^^
(不足穴はプレートと重ねて穴位置の当たりを鉛筆でマーキング(モノが黒いのでマーキングし易いように白いテープを貼った)し、皮ポンチで抜きました 4.5㎜)
追加:届いた。いい感じなんですけど、よく考えたらPlanckってケース底面とプレートでサンドイッチする構造で、貫通するビスの長さもそれに合わせてあるので間に1㎜だろうとフォーム挟む余地なんて無いんですよね...(プレート~PCB間は空間が確保されているので装着可能)2㎜フォームを挟むなら2㎜弱長いビスを用意しないと...なぜ今まで気が付かなかったのか(売ってる方もさw)我々は雰囲気で行動している!
ま、長いビスを調達、プレート面が上がる事を許容すれば装着できますが、ハイプロのデザインに影響しちゃうな。
3㎜版がでたら追加注文しようと思う
3㎜じゃなくて、1㎜ 2㎜のバリエーションを作って組み合わせて使用出来る様にしようかなとも言ってた
Zealのスタビ
偽物騒動で知ったのだけど
スタビのインサート(Stem)のワイヤーが通る穴の中に膜というか薄い壁があるのね~
穴の下1/3位だけですけど。ワイヤーを通すとそこが削れて貫通するんだけど、それでガタつきを押さえているんだと。貫通というか薄いので押しつぶされるイメージかな?変形後は凹みたいな形になるみたい。細かい工夫がされてるんだなぁ
通りでZealスタビはワイヤーがすっと入らないと思ったよ!ちょっと不思議だった
画像は拾い物。左側はこの薄い壁がない偽物(もしくは勘違い(後述)して削っちゃったもの)
本家Cherry(GMK)スタビに実装されていて、Zealは真似てるだけらしいですけど。
Cherryスタビは組み立て済み(貫通済み)で送られてくるので、特に抵抗なくワイヤーが穴に通るので全然気が付かなかった。
ただZealのはプラが固いため、Cherryの様に良い感じに凹みが形成されず、ひっかかりの原因になっている、全部削っちゃった方が良い なんて言ってる人も居るみたい。最初から窪ませて成型したらいけないのだろうか
壁(突起)が邪魔になってインサートが完全に下りない例、曖昧な底打ち感らしい。
ま、使ってれば馴染みそうだけどどうなんでしょうかねぇ
(ウチのはテストで組んだだけでいい感じに凹んでインサートも下まで降りたけど)
KPrepublicの60%トップマウントケースを買って失敗した件
検討している人はちょっと待った方がいい
汎用ケースでは珍しいトップマウントケース
XD75用のオルソ版とANSI版の2種類があって両方とも買ってみた
1台は底のガラスの乳白コートにひっかき傷 2か所
1台は右側面全体が薄汚れていて、ヤスリで擦ったかのような線状痕、というか3Dプリンタの積層跡みたいのが出ている。銀色のアルミは上手く写真が取れずに苦労した、、、というか流石に2台ともクレームをつけたのでAliの仲裁センターへ行け とサポートに言われてしまいました…(未解決)
梱包が雑
ANSI版はプレートを止めるネジ2個が取り付けてされておらず、ゴム足の台座に張り付けてあった。普通なら付属ネジ類は小袋に入っている筈だがそれもなし。
輸送中にガンガン ガラス面に当たっていたと思われる(が、こちらは傷はついていなかった)
オルソ版はガラス表面に剥がれかけの保護フィルムが貼ってあったのだがANSI版はなぜかなし
オルソ版も表面は保護されてても裏面にガッツリ傷が入ってしまっている
ケース全体は保護袋に入ってるのだが、サイズが小さく、テーピングもされていないので輸送中にケースのお尻が飛び出してしまっている。それで外箱のプラスチックトレイと擦れてしまったのかもしれない。色々雑過ぎる。結局雑梱包だから交換希望しても意味なさげなんだよなぁ。ガチャか。
肝心のケース本体も旧製品ではプレートの固定ネジが6か所だったが4か所に減少
上下2か所の4か所固定に劣化してしまった。さすがに少なすぎるのでは?
硬いスチール製プレートといえども押すとたわんでしまう。トレイマウントより脆弱?
オルソ版はプレートからPCBを吊るす長ビスが付属するが、ANSI版にはPCB固定の仕組みが何もなく、スイッチで吊ってるだけに劣化(旧版はオルソと同様に長ビスで固定補助だった筈) プレートには穴は開いているのだが、トレイマウントプレートの穴と同サイズでドライバーが通る大穴なので全く使えない。(プレートCADデーター流用跡なの?)
ちょっとオシャレな四角いゴム足も、ネジの上に貼って封印する仕様でなんも考えてないよなぁ
Aliは購入者の保護重視で返品が緩いと思っていたが、いざ調べてみると色々面倒。
こちらが承諾するまで金はAliが押さえてはいるのだけど、結局店舗との条件交渉になる。キツイ。
返金してもらったところで、代替品はTofu位しかないわけでどうしたらいいか考え中
(KBDFANSの品質管理も怪しい感じだし)特にオルソケースは選択肢がない。
汎用ケースに取り付けられるという触れ込みのXD75だが、やってみたところ結構厳しかった(HotSwap版)ケースの足をカットすればいいじゃんという意見も貰ったが、それはそれで音響や固定の面でどうなのかと。
結局ハイエンドケースの類を入手しないと始まらないのかもしれないなぁ…(それも色々障害があってねぇ 60%と65%別枠だし......)スイッチに拘ってもトレイマウントでいいのかという問題が…
そういえば、昔買った旧版も不良品でプレート固定ネジ一つ馬鹿になってて補修跡があったんだよなぁ、それがまた雑でプレートたわんでたりして(略
あぁいいケースが欲しい
追記
返品申請通ったど、送料は請求できなかった(返金希望金額欄に注文金額以上の金額を書き込めない)
メッセージ欄には書いたけど仲裁センターも無視。「返品送料の発生する可能性あります」って書かれてた気がするけど要するに一部返金等の金銭の授受で決着つかず、全額返金&返品の場合は買主に送料負担が発生するのね。モノは残らずお金だけが減る不思議。
ちなみにKBDFANSは日本国内に事務所?倉庫?があるので、大阪に返品すればOkな仕組み。こちらも送料の負担についての説明は書かれていない。
着払いで送って不受理されても面倒なのでその時は私が払った。
不良品は販売者責任な気がするけど、日本でも負担しない会社あるよねぇ
SignaturePlasticsなんかは当然の様にアチラが負担するけど、申し訳ない気はする
HS60v2(物理)
60%のホットスワップPCBの問題の一つとして中央のネジとコネクタが干渉ギリギリというのがあるですが、HS60ではコネクタ側を削って回避していました。HS60 2枚で確認しました。
赤線の金属コネクタの壁(?)が削られていてケースが当たらない様にになっていました。攻めてる?(この写真はHS60にあらず)
HS60の写真はコチラ。ギリギリ
装着してしまうと裏面側なのでどの位 空きスペースがあるか見えないけど、ちょっと面倒な問題ですよね。木製ケースや、ポリカケースみたいな支柱の軸が太いタイプだと装着できなかったりするみたいです。他のHotSwapPCBだと真ん中のネジ穴はサポート外だったりするみたい。
(追記)Poker3のケースとTexのLowpPofileケース(古い)でよく確認してみたけど、どうも当たっているようだ。ケースの軸は5~5.5mm位。写真のネジ穴は2.8mm位かな。無改造でつくケースあるんだろうか。(DZとTOFUのキットとか売ってるけどどうなんだろ)
あと、KBDFanでZealの透明スタビの流出品も買ってみました。が在庫切れで届かない…(本物に買う前に確認用としてね^^)
あれってネジが大きくて少しPCBからはみ出す様なのでケースが少し大き目でないと装着出来ないみたいなんですよね。Poker3の純正ケースはタイトなので装着無理そうでした
スペースバー脇のスタビ穴もギリギリです。モノが届かないので確認できないけどきびしそう。gmkのスクリュースタビは問題ないらしいです
余談だけど、PCBの到着が3か月遅れて、いざ組立と思ったらケースのUSBホールが5㎜位ずれててはまらないでやんの。60%LowProケースなんて枯れたアイテムでこんな事が起きるとはなぁ~。穴位置チェックまでは頭から抜け落ちていた。穴を広げた対策品もB-Stock扱いで売ってるのに、在庫の検品もろくにしてないとはSentr*qゥ(なお問い合わせ5日程経ちましたが返信ありません。ふぅ)
「ごめんごめん、見てなかったわ。再送と返金どっちにする?」
って事でアルミもペラペラでイマイチだったので返金してもらいました。
やり取りが面倒なのであらかじめ「送り返す必要ある?送料負担とか嫌だよ」といっといたらくれました。
Kailh box whiteのMODとZeal Healios メモ
springメーカー:韓国 SPIRiT
キーキャップ:SA profile
lube:なし
Cherry系の青軸と違うところ
音が気持ちいい、Cherryの青はカチッカチッって感じでチッチッチッという高音が耳障りで合わなかったんですか、BoxWhiteはもう少し低音でカチカチ気持ちいい音がするんですよね
青軸はDown時に1回鳴るだけですが、BoxはUpする時にも鳴るので計2回鳴ります。音が重なる事でマイルドになるのかな?内部構造も違うんですが。
僕はリニア軸派なんですけどBoxWhiteがすごく気に入ったのでしばらく使ってました
ただ使ってると、ちょっと重いというか、クリック手前に硬さを感じて押し損ねたりしたんですよね。(リニアに慣れてるせいかもしれませんが)そこでちょっと中身をいじってみました
用意したのはSPIRiT製のクリックバー 10g、スプリング40g。
説明によると、クリックバーは純正と同じ重量ながらソフトになるとの事。
スプリングの方は純正より-5gらしいです。
順番に
1:クリックバーのみ交換した場合
音も小さくなり、ソフトな感触になります。当初の希望通りに思えるんですが、実際には元の特徴が薄まってしまい、ちょっと寂しい感じになってしまいました。スプリングの特性が目立つように。
2:スプリングのみ交換
1よりはクリック感を残したままが全体が軽く出来ました。
3:両方交換
軽くなり過ぎて別物に。好み次第。
どこを目指すかは個人による感じですかね。私はスプリングのみの交換にしました。
それぞれ理屈通りなんでしょうけども、クリックバーの変更は影響が大きすぎたという感想です
Healiosも買ってみました。Zealのボトム67gって表記も他社と比べにくいんだよなぁ
とりあえず重め(Gateronの黄と同じ位)
CherryPinkも同じ位?(なんかCherry側にバラツキがあって一概に言えない。CherryPink45gって嘘でしょおお)
グラつきは押し込み前ではBox同等以上?ボトムに近いとこではBoxの圧勝。Healiosはトップ付近がタイトっていうイメージなんでしょうかね
底のゴムがCherryより固いそうなので、SAとの組み合わせてもグラつきを気にせず使えるようになったと思いました(CherryPinkとSAの組み合わせは底のゴム柔らかさ+背の高いSAでグラつきが大きく相性悪かったと思います)